ダイエットと痔の関係

痔は、国民の3人に1人がなっている病気だと言われています。つまり、国民病とも言える病気なのですが、実際には人に言えずに抱え込んでいる人もいるかもしれません。つまり、実際は3人に1人以上の確率で、痔主になっている可能性があるのです。

また、女性でも痔になりますから、人知れずお尻の悩みを抱えている人も少なくないでしょう。そして、女性が痔になってしまうのにはいくつかの原因が考えられますが、その中の一つにダイエットが挙げられます。なぜ、ダイエットと痔が関係あるのかと言えば、ダイエットをしたことによって食物繊維不足となり、その結果として便秘になってしまうケースがあるからです。もちろん、ダイエット中もきちんと食物繊維が含まれている食品を摂取しないといけませんが、ダイエットに関して間違った認識があると、結果として美から遠のいてしまうことがあるのです。

また、便秘は肌荒れにも影響しますから、本当の意味で美容に取り組むのであれば、きちんと栄養バランスの整った食事を心がける必要があります。

アルコールと痔の関係

日頃のストレス解消のために、飲酒が習慣になっている人も多いことでしょう。しかし、痔の症状を気にしているのであれば、アルコールの摂取は控える方が懸命です。

適度な飲酒であれば、むしろ便通を促してくれる効果も期待できます。しかし、過度な飲酒は痔の症状を悪化させる原因にもなってしまいますから、飲むとしてもほどほどの量にとどめておくべきなのです。

飲み会などで大量にアルコールを摂取した翌日に、お腹を下してしまった経験がある人もいるでしょう。アルコールを飲み過ぎると、なぜ下痢になるかと言うと、過剰に摂取したアルコール分によって腸の粘膜が荒れてしまうからなのです。つまり、腸が炎症を起こしている状態ですから、それが原因で消化不良を起こし、結果として下痢になってしますのです。

また、日頃から飲酒の習慣がある人は、お腹を下しやすい状態になってしまいます。それは、いつも胃や腸に負担をかけてしまっているからです。下痢は痔の大敵ですから、飲酒は適量を守り、飲み過ぎた翌日は休肝日にして体を労るなどの配慮が必要なのです。

痔にならない生活

痔の原因は、一つではありません。痔になってしまう原因はいくつかありますし、いくつかの原因が複合して痔になってしまうこともあります。つまり、人によって痔ができてしまった原因は違いますし、いくつかの原因が重なってしまって痔になっている人もいるのです。

痔になってしまう原因を挙げていくと、まずは便秘といきみすぎという2つの原因が挙げられます。便秘になると、排便時にいきみすぎてしまうことがあります。そうすると、肛門周辺に強い圧力がかかりますから、それが原因で肛門に負担をかけてしまうのです。

また、便秘の時や便が硬い時だけでなく、下痢になった時にも痔になってしまう可能性があります。下痢便は、勢いよく外に出ようとしますから、それが原因で便が通過する時に肛門を傷つけてしまうのです。更に言えば、便秘になってしまう原因には水分不足や運動不足などの要素があり、下痢になってしまう原因には冷えや暴飲暴食などの要素が関わっています。つまり、そもそも便秘になってしまう原因や下痢になってしまう原因も人によって違うのですから、自分で痔にならないように生活の見直しをしていくしかありません。

痔の可能性

トイレに行った際に、今までに無い傷みを感じた場合や出血をしていた場合には痔を疑う必要があります。
突然の出血に驚いてしまう人も多いですが、落ち着いて対処するべきです。
他人に相談したくとも恥ずかしいと感じてしまう内容であるため、自分だけで抱え込んで悩んでしまう人も少なくありません。
痔は放置しても治らず、悪化していくため早い段階で治療を始める必要があります。
不安を感じた場合には、痔の可能性を考えて即座に治療を始めましょう。

痔を放置してしまい、悪化した場合には手術をしなければ治療できない状態になってしまう場合があります。
また、傷みや不安から日常生活に不便を感じてしまう人も少なくありません。
初期状態であれば市販薬や生活習慣の改善によって治療する事も可能です。

市販薬を利用して出血を止め、食物繊維などを多く摂取することで排便を快適にする事で初期の痔は改善が可能です。
症状が進行して生活習慣の改善では対処できなくなってしまう前に、素早く治療を開始しましょう。

もしかしてと感じた時、まずは市販薬を利用するという人は少なくありません。
肛門科へ相談に行くのが恥ずかしいと思う気持ちは誰もが持つ感情です。
人の最も恥ずかしい場所である肛門を曝け出すというのは、女性だけでなく男性でもストレスとなります。

温泉で痔が治る理由

温泉に行けば痔を治す事ができると信じている人は少なくありません。
では、何故温泉に行く事で痔が解消されるのかと言えば、原因は血流にあります。
いぼ痔の原因は血液の流れが悪くなりうっ血する事であるため、温泉で血流が良くなれば解消されます。
そのため、いぼ痔の場合に温泉で治療を行うというのは、悪くない選択肢です。

しかし、切れ痔の場合は血流が良くなる事で切れた場所から血が流れる事になります。
そのため、温泉での治療は良いとはいえません。
いぼ痔の人であれば温泉、切れ痔であれば薬を塗って治すのが良いでしょう。

ただし、温泉は温かいお湯につかる事で血流を良くするという場所です。
つまり、自宅でもゆっくりお風呂につかれば温泉と同じ効果を得る事が可能です。
また、温泉の成分が保温や血行促進に効果的という場合には入浴剤を利用する事で同じ状態を作る事ができます。

普段はお風呂に入らずシャワーで過ごすという人も、痔の恐れがある場合にはお風呂生活を初めてみましょう。
血行が促進される事で痔の治療ができるだけでなく、健康にも効果があります。
血行不良が痔の原因となるため、お風呂生活に加えてお酒や煙草を治療期間中だけでも辞める事で素早い解決が可能になります。

パートナーが気付く

肛門の異変というのは、日々の生活の中でも気付けない事も多い異変です。
毎日少しづつ痔は悪化していくため、気づかないうちに大きなトラブルになってしまうことも少なくありません。
そのため、自覚症状がないまま症状が悪化している事も多いために注意が必要です。

女性に多い痔の発覚の一つに、パートナーからの指摘というものがあります。
これは、性的なコミュニケーションの際に肛門が露出し、その結果異変を指摘されるというものです。
自分自身の肛門の様子は、なかなか普段からチェックするという人はいません。
その結果、パートナーから指摘される事で痔が発覚する事になります。

この恋人からの指摘というのは、とても恥ずかしいものであるため、ショックを受けてしまう人も少なくありません。
そのため、指摘される前に自分で発見し治療を行う必要があります。
排便時や椅子に座った際に違和感があれば、それは初期の痔が原因である可能性があります。
日々の生活の中で少しの違和感に注意する事で、痔の早期発見に繋がり、適切な治療を行う事が可能です。

恥ずかしい思いをしないためにも、食生活や生活態度などに気を使い、痔にならない為に努力する必要があります。

脱肛とは何か

痔は多くの人が経験する国民病として、高い知名度を持つ病気です。
切れ痔、いぼ痔、痔ろうなど、それぞれの症状について詳しい知識を持つ人も少なくありません。
しかし、脱肛という病気に関してはあまり詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
実は、脱肛というのは痔が悪化する事が原因で起きる病気でもあります。

では、具体的に脱肛がどういった状態かと言えば、直腸粘膜が肛門外に飛び出た状態です。
つまり、正に痔そのものであると言えるわけです。
内痔核が飛び出る事により、下着と擦れ傷みが生まれ、同時に下着に腸粘膜が付着し汚れてしまう事もあります。

脱肛と聞くと、聞きなれない言葉のために不安に感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、状態によっては自力で押し戻す事もできるため、それほど心配する必要はありません。
ただし、病院で適切な治療を行う必要があるため、肛門科を受診すべきです。

また、脱肛と間違われる事の多い症状に脱腸というものがあります。
脱腸と脱肛は言葉は似ているものの、全く違う状態を指す言葉です。
脱腸とは、腸が太股の付け根などに飛び出してしまうというものであり、最悪の場合は壊死してしまう事もある病気です。

いぼ痔は女性に多い

女性はホルモンの影響から便秘などになりやすいという話を以前しました。
便秘が原因で切れ痔が発生しやすいことから、男性と比べて女性の方が痔になりやすい傾向にあります。
しかし、実は切れ痔だけでなくいぼ痔も女性の方が男性よりも多いとされます。

女性と言えば切れ痔というイメージがありますが、実はこれは切れ痔が顕在化しやすいというのが原因です。
切れ痔の場合、出血や傷みという形で痔の症状が分かりやすく顕在します。
そのため、痔に悩む女性の多くが切れ痔という症状に悩まされています。

しかし、いぼ痔の場合は傷みが無いだけでなく、状態に気づいていないという人も少なくありません。
症状が悪化してしまってから、痔の存在に気付く隠れいぼ痔を持つ女性が多いと言えます。
そのため、イメージの上では女性といえば切れ痔とされましすが、実際はいぼ痔を持つ隠れ痔主も多いのです。

また、女性が痔になりやすい理由の一つとなるのが生活習慣の変化にあります。
女性は結婚や妊娠、出産、子育てなどライフスタイルが何度も変化していく事も少なくありません。
その結果、今までとは違う生活の中でお尻に悪影響が発生してしまう事があります。
同様に、男性の場合でも定年後の生活の変化が原因で痔が発生するという人も少なくありません。

煙草のニコチンが問題となる

煙草に含まれる成分の中で、最も痔のリスクを高めるのがニコチンと呼ばれる成分です。
これは、煙草の葉に含まれる天然成分であり、優しい刺激とリラックス効果を持ちます。
喫煙者の多くが、このニコチンの持つリラックス効果を求めて煙草を楽しんでいると言っても過言ではありません。
また、このニコチンには依存性があり、禁煙ができない理由の一つと考えられています。

では、何故このニコチンが痔に悪いかと言えば、ニコチンが血管に作用する効果が理由です。
ニコチンは体内に摂取される事で、血管を収縮させる効果があります。
つまり、煙草を吸う事で肛門周辺の血管が収縮してしまい、血行が悪くなってしまう事に繋がります。
この結果、うっ血状態になってしまい痔ができやすく悪化しやすい状態が生まれる事になります。

煙草は痔に悪いため、痔持ちの場合は悪化を防止するためにも禁煙をお勧めします。
また、痔だけでなく肺癌など呼吸器系の病気の原因として挙げられる事も少なくありません。
健康に毎日を過ごす為にも、日々の健康リスクを考えた生活が必要です。
嗜好品として楽しむ煙草も酒類と同様に痔を引き起こす原因となるため、健康と天秤にかけてどうするべきかを考える必要があるでしょう。

酒類は痔の大敵

全身の血行を良くする事ができれば、代謝が高まり様々な病気の予防に繋がるとされます。
そのため、適度な酒類の摂取もアルコールにより体内の血液の流れが活性化され、健康に良いとされます。
こうした理由により、痔持ちの方の中にもアルコールは痔に良いと考える人は少なくありません。
しかし、実はアルコールの摂取は痔にとって大きなトラブルを巻き起こす原因となります。

アルコールの摂取によって血行が良くなるのは、摂取後の1時間程度という限定的な時間です。
その後は、血管を細くしてしまう作用が発揮されるため、逆に肛門付近の血の巡りが悪くなります。
この結果、痔の原因になるとされる肛門部のうっ血状態を引き起こす事になります。

また、一時的に血行が良くなる際にも、痔の粘膜が腫れてしまう事もあり、余り痔に良いとは言えません。
トイレが近くなり、下痢症状を引き起こすケースもあり、当然ですが痔に下痢というのは大敵となります。
痔を持っていない人が痔になってしまう原因の一つがアルコールの摂取であるとも言われ、既に痔持ちにとっても危険な嗜好品です。
硬すぎる便は肛門に負担が掛かりますが、勢いのある下痢は肛門への負担の掛かり具合が非常に大きいため注意が必要です。